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IPCCの基本的なこと

地球温暖化(20世紀後半からの温暖化)の大きな要因は、昨日書き込みました温室効果ガスによるとされています。

ただしこれは仮説でありまして今後も引き続き検証されていく命題です。ですから、仮説に対し誤りであるとか、そもそも温暖化していないとか、陰謀論などの批判があります。

わたしは、この仮説を相当に信じることができると考えています。例えば世界的な温室効果ガス削減の会議で、その削減目標の設定などの議論で先進諸国と発展途上国の間で紛糾します。
紛糾はしますが、共有された判断基準としての上記の仮説は否定されていません。国家間の枠組みの中では認証された基準として定着しています。

さてタイトルのIPCCとは何か。

気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Chang)略してIPCCは、国連の下部組織です。1988年に設立され、気候変化に関する科学的判断基準の提供が目的であり、地球温暖化に関する科学的知見の集約と評価を主な業務としています。数年おきに評価報告書を発行しています。

2007年にアル・ゴア元米副大統領とともにノーベル平和賞を受賞しました。

最新(2007年)の第4次評価報告書は、130国以上から450人超の代表執筆者800人超の執筆協力者の寄稿、そして2500人以上の専門家の査読を経て作成されました。
この報告書は信頼に足るものとして世界中で認められていますし、各国の環境政策に大きな影響を及ぼしています。

いや、多少退屈であります。ええっとですね、「国連の機関で地球温暖化は温室ガス効果による仮説をほぼ確実にした」と少々乱暴ですが、覚えておいてください。

第4次報告書から集約された考え方をいくつか抜き出します。

1.われわれを取り巻く気候システムの温暖化は決定的に明確であり、人類の活動が直接的に関与している。
2.気候変化はあらゆる場所において、発展に対する深刻な脅威である。
3.地球温暖化の動きを遅らせ、さらには逆転させることは、われわれの世代のみが可能な挑戦である。

時間と規模を意識させる強い勧告内容となっています。

IPCCは基本的に学術機関ですから、その提言を実行に移す作業は別の機構にゆだねられます。そのひとつが、気候変動枠組条約です。この内容と京都議定書のことを明日以降記してみます。

ああ なるべくわかりやすくとは思っているのですが、重いですよね。
しかし環境省の文書などでは苦痛が先に立ちます。オツキアイしてください。

ああ 花見で飲みたい

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