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23次隊報告集

「沙漠植樹第23次九州田主丸隊」の報告集が出来上がりました。

今日は、団長のレポートを紹介します。

「歴史の歯車を回し続ける」

団長  宮崎 吉裕

 

 19回目の参加となりました。

今回の旅は、いくつかの課題が見つかりました。

課題には物事を発展させるための課題と、後退したがために元に戻す必要から
生じる課題があると考えます。

 今回の課題は、後者の方でその一つは看板の盗難です。

今日まで「九州・田主丸の森」と言うメイン看板を2ヶ所設置していました。
その一つ「九州・田主丸の森(游和)」は昨年なくなっていました。昨年は
(もう一つあるから良いか)と考えていましたが、今年は残っていたその
看板「九州・田主丸の森(心優)」もなくなっていました。つまり現地で
作ってくれた看板は何十個もありますが、簡易な物でいつか朽ちていく物です。
二つのメイン看板はアルミ製で日本から持ち込み、現地でボルト、ナット、
コンクリートを使い組み立てた物でした。(游和)は道路側にあり、今回
なくなった(心優)は道路から200M程内部にありました。これで私たち
のメイン看板がなくなってしまいました。この沙漠植樹を初期の段階から
今日まで一番長く続けている団体を自負している者としては、非常に残念
に思います。私たちよりも歴史の浅い団体でも石に刻んだ立派な石碑を
建てています。メイン看板だけは何とか再建したいと考えます。しかし
その費用、業者選び、材料選び、設置場所と発注を考える時、日本にいる
我われとしては大変面倒な課題です。原因はわかりませんが、アルミが
欲しかったのではないかと推測されますので、今後は石碑で再建したい
と思います。どこにでも心ない人はいるものです。

 二つ目の課題は、今年植えたポプラの苗が非常に悪かった事です。
長さがバラバラで短い物は1.3Mしかない物も多数ありました。1M掘って
植えると地上部には30㎝程しか出ていません。これは砂の移動によっては
すぐに埋まってしまいます。根を見ても短い物や根の数が少ない物が多数
ありました。最も悪い物を10本程排除しました。本当は50本程排除したい
と思いましたが、せっかくのポプラの苗ですから植えてしまいました。結果、
植樹本数が690本というハンパな数となりました。現地生産者への掘り方も
含めた生産指導も必要と考えます。

 三つ目の課題は、日本沙漠緑化実践協会の現地スタッフを充実する必要性
を感じました。本年、間瀬君の後に長期滞在していた小川さんが来年もいるのか、
本年より現地所長になったナーランさんが所長たる仕事が出来ているのか。
来年以降が確立されていない事です。

 以上の三つの課題は後退したがための課題です。

冒頭に書いた発展させるための課題ではなく後退したがために生じた課題を
強く感じた旅でした。いずれにしても我われは坦々と前に進みます。

歴史の歯車は我われが回します。



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